エクリプス クロス ディーゼルモデル試乗。ライバルより割高だがキャラに合った走りの良さは魅力的
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:篠原 晃一
昨年、三菱自動車としては実に4年ぶりの新型車として登場したコンパクトSUV「エクリプス クロス」。これまでのラインアップは1.5L直4ガソリンターボ&CVTにFFもしくは4WDというものだったが、待望のディーゼルエンジン搭載モデルが加わった。
三菱自動車として久々の新型車であり、かつ人気カテゴリーであるコンパクトSUVということで期待されていたが、思ったほど販売台数は伸びず、2018年1~12月の販売台数ランキングをみると1万1592台で44位と、月平均にすると1000台は出なかったということになる。
それだけに今回のディーゼルモデルの追加は期待がかかる。国産でディーゼルモデルをラインアップするSUV、マツダ「CX-5」や「CX-3」などが存在感を放ち、輸入車SUVもディーゼル搭載グレードが人気だ。そうした背景を考えると、今回のエクリプスクロスへのディーゼル搭載は、SUV検討ユーザーであれば気になるところだろう。
搭載されるディーゼルエンジンは、2.2L直4ターボの「4N14」型というクリーンディーゼル。これは昨年大幅な改良を受けた「デリカD:5」に搭載されたものと同じものだ。この時にエンジンも大幅な改良を受けており、アイドリングストップ機構の採用や、新型インジェクターによって再始動時間を短縮している。さらにフリクションを従来比で27%も低減したほか、EGR領域を拡大してNOxも低減。また尿素SCRシステムを採用したことで、環境性能も向上させている。
このエンジンの最高出力は145ps/3500rpm、最大トルクは380Nm/2000rpm。これは従来から搭載する1.5L直4ガソリンターボの最高出力150ps、最大トルク240Nmと比べると、最高出力は5ps低いものの、最大トルクでは140Nmも高く、実に1.6倍のトルクを発生する。
そしてガソリンモデルに組み合わせられるトランスミッションがCVTなのに対し、このディーゼルには8速ATが組み合わせられるのが特徴。多段化によってローギアは約3%ローギアード化され、トップギアは約23%ハイギアード化、トータルで約27%もワイドになった。またギアの枚数が増えたことでクロスレシオなギア比となるため、燃費的にも動力性能的にも有利になった。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
いよいよガソリンはリッター200円に!? 補助金の終了が間近に迫ってきた!
1900馬力のピニンファリーナ「バッティスタ」と10台限定の「B95」が日本上陸! イタリア大使館でお披露目された超弩級ハイパーカーとは
日産エクストレイルがマイナーチェンジ。合わせて90周年記念車をリリース
カマルザマン「ドライのマップに変えた」と雨の決勝でベテランの技。Team Frontierは8耐トライアウト首位通過
急きょ出場のデビュー戦でファステストラップの爪痕「シングルシーターでも速いことを示せた」バーニコート/SF第2戦
可能性は感じる ケド「宿題」も多い オモダ5 プロトタイプへ試乗 1.6Lターボの新型SUV
過去最高! 2630台を3カ月で販売したランボルギーニが2024年も好調な業績を維持している理由とは
深夜バス相次ぎ廃止 一般系統も“整理”へ 京成バスダイヤ改正
1200馬力超え“V12”搭載! 「クワッド“バイク”」世界初公開! バイクとクルマ混ぜちゃった! パワーウエイトレシオ1kg/hpの“絶叫マシン”「エングラー V12」英で発表
ストロール、優れたタイヤ管理と戦略で入賞「ニコや裕毅をパスできて楽しかった」アストンマーティン/F1第7戦
日本限定の『コンチネンタルGTアズール』がベントレー&マリナーから登場。世界10台のみ、4165万円
世界に1台 超高級車ブランド「オーダーメイド」に注力 ロールス・ロイス本社工場拡張へ
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった
【今わかること比較】走りと後席の快適性は新型「フリード」優勢。「シエンタ」に勝る点、劣る点
【VIPの隠密仕様】アルヴェル4人乗り「スペーシャスラウンジ」準備中。目立ちすぎLMより本命
【装備充実】ミドルサイズSUV「F-PACE」にジャガー90周年特別仕様車を追加 917万円から
スバル「レガシィ」生産終了。あなたが最も印象に残っているのはどのモデル?【写真でチェック】
三菱の軽EV「eKクロス EV」一部改良。グリーンやライラックのお洒落系カラーも登場。価格上昇は控えめ
「ランドクルーザー250」のおすすめグレードとは? 長く乗りたい人は“ナビ選び”に注意!?